企業ニュース

金融業界から転身、ジビエ起業で創業支援経験を活かす

2026/9/23 | 出典: 日本経済新聞

金融機関での創業支援経験を持つ起業家がジビエ事業で独立開業。前職の知見を新事業に活かすキャリア転換の事例。異業種からの参入でも成功する可能性を示す好例として、独立開業検討者の参考になる。

出典: 日本経済新聞

開業ジャパン編集長より

編集長の視点

金融機関で創業支援を担当していた方が、自らジビエ事業を立ち上げて独立したというニュースです。融資審査や事業計画のチェックをする側にいた人が、今度は審査される側、事業を回す側に回ったという構図に、まず注目したいと思います。

支援する側からされる側へ

創業支援の実務経験がある人は、事業計画書の作り方、資金調達の勘所、キャッシュフローの読み方について、独立前からかなりの知識を持っています。融資担当者として何十件、何百件という事業計画を見てきた蓄積は、そのまま自分の事業設計に生きてきます。今回の事例が「参考になる」とされているのは、まさにこの点、つまり前職での知見をどれだけ新しい業種に転用できるかという、独立開業の本質的なテーマを体現しているからだと編集長は見ています。

異業種からの参入というと、飲食未経験でカフェを始める、営業職から美容業に転じるといったパターンをよく耳にしますが、金融という「お金の専門家」がジビエという「食と地域資源の現場」に入っていくのは、組み合わせとしてやや意外性があります。この意外性こそが今回のニュースが取り上げられた理由でしょう。

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