買取大吉のフランチャイズオーナーの年収を知りたい方へ。先に数字を出します。編集部が持つ同業買取FC2社の実データから逆算すると、開業資金を全額借りた場合に1年目の手元へ残るのは年50万〜186万円(税引き前・編集部逆算)です。
「月商500万円」と聞いていた人ほど、この数字に驚くと思います。でもこれは脅かすための数字ではありません。どこで何が引かれてこうなるのかを順番に分解すれば、自分の場合はどこを変えれば増えるのかが見えます。この記事はそのための逆算表です。
なお、この記事では買取大吉の加盟金やロイヤリティの金額は断定しません。 編集部が本部の公表資料で確認できていないからです。確認できていない数字を「たぶんこれくらい」と書くのは、人生の判断材料としては最悪だと考えています。
その代わり、編集部は同じ買取業のフランチャイズ2社の加盟金・ロイヤリティ・モデル月商・月間利益の実数値を持っています。買取専門店は、看板が違っても儲けの出る仕組み(構造)はほぼ同じです。同業の実数値を分解すれば、年収の相場観はかなり正確につかめます。
結論:買取大吉のフランチャイズオーナーの年収は、まず「年50万〜186万円」から考える(編集部逆算)
編集部が持つ買取FC2社の実データを年額に直し、開業資金を借りた場合の返済を引いた表です。
| 項目 | 買取専門店つなぐや | 不用品買取119番 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 200万円 | 750万円 |
| 加盟金 | 150万円 | 100万円 |
| ロイヤリティ | 週2.5万円/店舗(固定)=年約130万円(編集部逆算) | 粗利の10%(変動) |
| モデル月商 | 月500万〜1,000万円 | 月500万円〜 |
| モデル年商(編集部逆算) | 年6,000万〜1億2,000万円 | 年6,000万円〜 |
| 返済前・税前に残る額(年) | 年240万円〜(本部公表・月20万円〜を12倍) | 年180万円〜(本部公表・月15万円〜を12倍) |
| 返済後に残る額(年・編集部逆算) | 約186万円(月約15.5万円) | 約50万円(月約4.1万円) |
| 自分の人件費の扱い | 本部未公表 | 本部未公表 |
※返済額は「初期費用+加盟金の全額を年利2%・7年・元利均等で借りた」と仮定した編集部逆算です(つなぐや350万円→年約53.6万円、119番850万円→年約130.2万円)。実際の金利・期間は借入先と審査結果で変わります。 ※出典は各ブランドの本部公表値。時期により変動するため、最新の条件は必ず各公式サイト・資料でご確認ください。
この表で、まず3つだけ頭に入れてください。
1つ目。年商6,000万円と年収186万円は、30倍以上ちがう。 買取店の売上は大きく見えます。100万円の腕時計が1本売れれば、それだけで売上100万円。でもお客様に払った買取代金がそのまま原価なので、残るのはごく一部です。
2つ目。返済は利益から引かれる。 本部が出す「月間利益」は、ほぼ返済前の数字です。119番のモデルなら年180万円の利益から年約130万円の返済を引いて、残りは約50万円。ここが説明会で最も見落とされます。
3つ目。その金額に、あなたの給料が入っているかが未公表。 年240万円が「あなたが毎日10時間働いた分の給料を含まない数字」なら、それが実質的な年収です。逆にあなたの役員報酬を引いた後の数字なら、年収はもっと多い。2社ともここは公表していません。 説明会で必ず聞くべき、最重要の質問です。
数字の意味が分からないまま資料請求しないために 「自分の自己資金だと、返済は年いくらになるのか」だけでも、無料のLINE相談で一緒に計算できます。売り込みはしません。資料の数字を読むだけの使い方で大丈夫です。
「買取大吉のオーナー年収は○○円」と書けない理由と、代わりに使える数字
検索で「買取大吉 オーナー 年収」とたどり着いた方がいちばん知りたいのは、たった1行の金額だと思います。先に正直に答えます。
買取大吉のオーナー年収を示す公式な数字は、編集部が確認できた範囲では本部未公表です。 ネット上には「年収1,000万円」「月収100万円」といった数字が出回ることがありますが、本部資料に出典をたどれない数字は、判断材料としては使えません。
ではどうするか。年収を決める要素を分解すると、実は看板ではなく次の5つの変数で決まります。
| 年収を決める変数 | なぜ効くか | 買取大吉について編集部が言えること |
|---|---|---|
| 月商(来店数×1件あたり単価) | 売上の出発点 | 店舗形態(路面店・商業施設内など)で差が出るため、本部提示のモデルを商圏単位で確認 |
| 粗利率(売上−買取代金) | 実際に残る原資 | 本部未公表 |
| ロイヤリティの型(固定か粗利連動か) | 悪い年の耐性が変わる | 本部未公表 |
| 借入額と返済年額 | 利益から直接引かれる | 自己資金次第(自分で計算できる) |
| 自分の人件費が利益に含まれるか | 「年収」の定義そのものが変わる | 本部未公表 |
このうち4つ目(借入額)だけは、ブランドが分からなくても今すぐ自分で計算できます。 そして後述するように、年収をいちばん確実に動かすのがこの4つ目です。残り4つは資料請求・説明会で埋める項目で、この記事の最後に質問リストとしてまとめました。
つまり「買取大吉のオーナー年収はいくらか」という問いは、**「同業買取FCの実数値 ×(あなたの借入額)×(本部が開示する4項目)」**という式に置き換えると、自分で解けます。以下はその解き方です。
年商6,000万円が年収186万円になるまで:5段階の引き算
なぜここまで減るのか。つなぐやのモデル(月商500万円=年商6,000万円、本部公表の月間利益20万円)を例に、お金が消えていく順番を追います。
| 段階 | 何が引かれるか | 性質 |
|---|---|---|
| ① | 仕入原価(お客様に支払った買取代金) | 売上に連動する最大のコスト |
| ② | 家賃・水道光熱費 | 固定費。立地で大きく差が出る |
| ③ | 人件費・広告宣伝費 | 準固定費。広告は買取店の生命線 |
| ④ | ロイヤリティ(本部に払う経営指導料) | つなぐやは年約130万円の固定 |
| ⑤ | 借入の返済(元金+利息) | 年約53.6万円。本部公表の利益からさらに引かれる |
①〜④まで引いた残りが、本部の言う「月間利益20万円=年240万円」です。そこから⑤を引いて年約186万円。これが返済後・税引き前に残る額になります。
覚えてほしい言葉は**「粗利(あらり)」ひとつだけです。売上から仕入れ代を引いた残りのこと。買取店の経営は、月商がいくらかではなく粗利がいくら積み上がったか**で決まります。
ここで、2社のロイヤリティの型のちがいが年収に効いてきます。
- つなぐやは週2.5万円の固定。 年に直すと約130万円(2.5万円×52週、編集部逆算)。売れても売れなくても同額です。調子のいい年は割安に感じ、悪い年は重くのしかかります。
- 119番は粗利の10%。 稼いだ分だけ払う仕組みなので、悪い年の負担は軽い。ただし粗利率そのものは本部未公表です。仮に年商6,000万円で粗利率20%なら粗利1,200万円・ロイヤリティ年120万円、粗利率30%なら粗利1,800万円・ロイヤリティ年180万円(いずれも編集部逆算の仮定値)と、60万円も変わります。「モデル月商のとき粗利はいくらか」は資料請求時の必須質問です。
固定型と変動型のどちらが有利かは、好みではなくあなたの商圏の売上の安定度で決まります。月ごとの波が大きい地方なら変動型のほうが精神的にラク。安定して回せるなら固定型のほうが伸びしろは大きくなります。
その「年収186万円」から、さらに税金と社会保険が引かれる
ここが、月単位の収支表だけを見ていると必ず抜け落ちるところです。年収の話をするなら、税金と社会保険までセットで見ないと意味がありません。
会社員の「年収400万円」と、個人事業主の「利益400万円」は、手元に残る額が同じではありません。理由は2つあります。
- 社会保険料の負担が違う。 会社員は健康保険料・厚生年金保険料の約半分を会社が払っています。個人事業主は国民健康保険料・国民年金保険料を全額自分で払います。
- 経費の考え方が違う。 事業の利益からは、事業に使った分をあらかじめ引けます。一方で、国民健康保険料は前年の所得をもとに決まるため、稼いだ翌年に請求が来るという時間差があります。1年目に利益が出て、2年目に売上が落ちたとき、高い保険料だけが残るのはこのパターンです。

個人事業主として開業した場合、事業の利益から出ていく主なものはこうなります。
| 出ていくもの | いつ・どこに払うか |
|---|---|
| 所得税 | 翌年の確定申告時(および予定納税) |
| 住民税 | 前年の所得をもとに翌年度に課税 |
| 個人事業税 | 業種と所得によって課税 |
| 国民健康保険料 | 前年の所得をもとに市区町村が計算 |
| 国民年金保険料 | 毎月定額 |
金額は、お住まいの自治体・家族構成・青色申告かどうかで大きく変わります。 ここに一律の目安を書くと嘘になるので、書きません。多くの市区町村が国民健康保険料の試算ページを公開しているので、開業前に一度、自分の想定所得で試算しておいてください。「事業の利益 ≠ 生活に使えるお金」だと体感できるはずです。最新の税率・保険料率は国税庁および各自治体の公式サイトでご確認ください。
法人にすると自分に役員報酬を出す形になり、社会保険の枠組みも変わります。ただし1年目から法人が有利とは限らないため、ここは税理士に相談する領域です。
「オーナー年収」には3つの意味がある(どれで話しているかを確認する)
説明会で年収の話が食い違うのは、同じ「年収」という言葉を3つの意味で使っているからです。
| 呼び方 | 中身 | 同業FCの実データでいくらか |
|---|---|---|
| ① 返済前・税前の利益 | 本部のモデル収支に出てくる「月間利益」を12倍した額 | 年180万〜240万円(本部公表値) |
| ② 返済後・税前に残る額 | ①から借入の返済を引いた額 | 年50万〜186万円(編集部逆算・全額借入時) |
| ③ 実際に生活に使える額 | ②から所得税・住民税・個人事業税・国民健康保険料・国民年金保険料を引いた額 | 自治体・家族構成で変わるため金額は出さない |
ネットで見かける「オーナー年収○○万円」は、ほぼ①の話です。あなたが知りたいのは③で、本部が出すのは①。 この2つの間に返済と税・社会保険という2段の引き算があることだけ押さえておけば、説明会で数字に飲まれません。
なお、これは買取大吉に限った話ではなく、フランチャイズの「オーナー年収」全般に当てはまる読み方です。
年収が下振れするのは、この3つの条件が重なったとき
相談を受けていると、計画が崩れる人には共通のパターンがあります。
条件1:開業資金を全額借りた
先ほどの119番モデルがまさにこれです。年180万円の利益に対して年約130万円の返済。車が1台壊れる、スタッフが1人辞める、それだけで簡単にマイナスへ振れます。
対策はシンプルで、自己資金を厚くすること。仮に借入を全体の7割に抑えられると、年収はこう変わります。
| 項目 | つなぐや(借入245万円) | 119番(借入595万円) |
|---|---|---|
| 返済前・税前に残る額(年) | 年240万円〜(本部公表) | 年180万円〜(本部公表) |
| 返済後に残る額(年・編集部逆算) | 約202万円(年返済約37.5万円) | 約89万円(年返済約91.2万円) |
| 自分の人件費の扱い | 本部未公表 | 本部未公表 |
自己資金を3割入れるだけで、119番モデルは年収が約50万円から約89万円へ、およそ1.8倍になります(編集部逆算)。年収を上げる最も確実な方法は、売上を伸ばすことではなく、借入を減らすことです。日本政策金融公庫の創業融資も、自己資金がある人のほうが審査は通りやすい傾向があります(条件は年度で変わるため、最新情報は公庫の公式サイトでご確認ください)。
条件2:広告費を「削れる費用」だと思っていた
買取店は、待っていてもお客様は来ません。「タンスに眠っている指輪を売りに行こう」と思ってもらう必要があります。新聞折込・ポスティング・Web広告が生命線です。
苦しくなると真っ先に削りたくなりますが、削った翌月に来店数が落ち、その翌月の売上が落ちる。この時間差があるので、気づいたときには手遅れになります。広告費は変動費ではなく固定費として、最初から年間の収支に組み込んでおいてください。
条件3:本部のモデル月商を、自分の商圏にそのまま当てはめた
モデル月商500万円は、それが成立する商圏での数字です。人口、年齢構成、競合店の数、駅前かロードサイドか。ここが違えば、同じ看板でも結果は変わります。
資料請求のときは必ず、**「自分が出そうとしている商圏に近い既存店の、直近1年の月商推移」**を見せてもらってください。全店平均でも成功事例でもなく、似た条件の店の実績です。ここを出してくれる本部は信用できます。
買取業の年収は、「金相場」と「販路」に半分握られている
ここからは、他業種のフランチャイズ記事には書けない、買取業だけの話です。
ひとつめは、金やプラチナの相場。 買取店の売上の柱は貴金属です。金の価格が上がると「売ろうかな」と考える人が増えて持ち込みが増え、しかも1件あたりの単価が上がります。逆に相場が下がれば、来店数も単価も落ちる。つまり買取店の年収には、自分の努力ではどうにもならない波が最初から組み込まれています。
これは弱点であると同時に、理解しておけば武器になります。相場が高い時期に広告を厚くして一気に買い集め、低い時期は在庫の販売と顧客名簿づくりに回す。この切り替えができる人は、波に飲まれません。年収を「月の平均」ではなく**「年トータル」で見るべき業種**だ、ということでもあります。
ふたつめは、買い取った品物をどこで売るか(販路)。 ここがフランチャイズの本当の価値です。個人で買取店を始めると、買い取った時計やバッグを「どこで、いくらで売るか」を自分で開拓しなければなりません。業者オークションに参加するには信用と実績が要ります。
FCに加盟すると、本部が持つ販路に卸せます。確実に現金化できる代わりに、自分で高く売るより利幅は薄くなることが多い。だから**「本部への卸価格はどう決まるのか」「自分で外部に売ってもいいのか」**は、加盟前に必ず確認してください。ここが自由なブランドと本部卸が原則のブランドでは、同じロイヤリティでも年収が変わります。ロイヤリティの%だけを比べて選ぶと、この差を見落とします。
未経験なら、最初の半年の年収はゼロで計算しておく
買取業の最大の参入障壁は、店舗でも資金でもなく査定の目です。
目の前の指輪が18金なのかメッキなのか。このバッグは本物か、精巧なコピーか。相場からいくら引いて買えば利益が出るのか。これを数十秒で判断するのが査定士の仕事です。
未経験から始める場合は研修で学びますが、現実には開店からしばらく次のことが起きます。
- 安全側に倒して安く買おうとしてしまい、お客様に断られて買取が成立しない
- 逆に高く買いすぎて、売っても利益が出ない(最悪、赤字で売る)
- 判断に時間がかかり、接客が長引いて回転が落ちる
つまり立ち上がりの数か月は、計画どおりの粗利が出ない前提で資金を用意する必要があります。編集部としては、生活費とは別に運転資金として最低6か月分を確保しておくことを強くおすすめしています。1年目の年収は、後半6か月ぶんだけで計算しておくくらいが安全です。
だからこそ資料請求では研修内容を細かく聞いてください。座学は何日か。実店舗での実地研修はあるか。開業後、査定に迷ったときにその場で本部に写真を送って相談できる仕組みがあるか。この「開業後の伴走」の有無は、未経験者にとってロイヤリティの金額以上に年収を左右します。
なお、中古品を買い取って売る事業には都道府県公安委員会の古物商許可が必要です。多くのFC本部が取得をサポートしてくれますが、申請から取得までに一定の期間がかかるため、開業スケジュールには余裕を見てください。要件・手数料は変わることがあるので、最新情報は警察庁および各都道府県警察の公式サイトでご確認ください。
年収を上げる道は2つしかない:「粗利率」か「2店舗目」か
1店舗のまま年収を大きく増やす方法は、実はそれほど多くありません。整理すると2つです。
道1:粗利率を上げる(1店舗の質を上げる) 同じ月商500万円でも、粗利率20%と30%では粗利が年600万円ちがいます。査定精度が上がる、相場の高い時期に集中して仕入れる、本部卸以外の販路を使える契約にする——これらはすべて粗利率の話です。開業2〜3年目の年収の伸びは、ほぼここで決まります。
道2:2店舗目を出す(規模を増やす) つなぐやのようにロイヤリティが週2.5万円の店舗別固定だと、2店舗目は年約130万円のロイヤリティが追加で発生します。一方、粗利連動型なら粗利に比例するだけ。多店舗展開を視野に入れるなら、ロイヤリティの型はこの段階で効いてきます。 ただし2店舗目は「自分がいない店」を作るということなので、任せられる店長が育っているかがすべてです。
参考までに、店舗を持たない業態と年収ベースで並べてみます。数字の桁がどう違うかを見てください。
| 買取専門店つなぐや(店舗型) | おそうじのえる(訪問型) | |
|---|---|---|
| 初期費用 | 200万円 | 105万円〜 |
| 加盟金 | 150万円 | 30万円〜(キャンペーン適用時。通常200万円) |
| ロイヤリティ | 週2.5万円(固定) | 売上の25% |
| モデル月商 | 月500万〜1,000万円 | 月約132万円(利益率62%・オーナー1名稼働モデル) |
| 返済前・税前に残る額(年) | 年240万円〜(本部公表) | 年384万円〜(本部公表・月32万円〜を12倍) |
| 返済後に残る額(年・編集部逆算) | 約186万円 | 約368万円(借入105万円、年返済約16.1万円) |
| 自分の人件費の扱い | 本部未公表 | オーナー1名稼働が前提(=給料は上記に含む) |
売上の桁は買取店のほうがはるかに大きいのに、返済後に残る額は逆転します。店舗型は家賃と在庫リスクを抱える代わりに上限が高く、訪問型は上限は低いが固定費が軽い。 どちらが正解ということではなく、あなたの資金体力と、耐えられる波の大きさで選ぶものです。
ちなみに買取専門店が含まれる「その他の小売業」の全国事業所数は328,813事業所で、全97産業のなかで2番目に多い業種です(出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)「令和3年経済センサス-活動調査」を加工して作成)。参入しやすい代わりに、すでに競合が多い。商圏調査はGoogleマップで「買取」と検索し、車で20分の範囲に何店あるか数えるだけでも半分は終わります。
よくある質問:買取大吉のフランチャイズ年収まわり
Q. 買取大吉のオーナーは年収1,000万円稼げますか?
編集部は買取大吉の本部公表のモデル収支を確認できていないため、この問いに金額で答えることはできません。言えるのは、同業買取FC2社の本部公表モデル(年180万〜240万円、返済前・税前)を前提にすると、1店舗で年収1,000万円に届くには返済前・税前の利益がモデルの4〜5倍必要だということです。そこに届く道筋は、この記事で挙げた「粗利率を上げる」か「2店舗目を出す」のどちらか、あるいは両方です。1店舗目のモデル収支だけを見て1,000万円を前提に生活設計をするのは危険です。
Q. 「年収」はいつから入りますか?
買取業は査定スキルの立ち上がりに時間がかかるため、編集部は最初の半年の年収はゼロで計算することをおすすめしています。生活費とは別に、運転資金として最低6か月分を用意してください。
Q. ロイヤリティは固定と変動、年収にはどちらが有利ですか?
商圏の売上の安定度で決まります。売上の波が大きいなら変動型(粗利連動)のほうが悪い年の負担が軽く、安定して回せるなら固定型のほうが伸びた分が自分に残ります。同業2社では、つなぐやが週2.5万円の固定(年約130万円・編集部逆算)、不用品買取119番が粗利の10%です。
Q. 法人にしたほうが年収は増えますか?
法人化すると自分に役員報酬を出す形になり、社会保険の枠組みも変わります。ただし1年目から法人が有利とは限らないため、税理士に相談する領域です。
Q. 買取大吉の加盟金やロイヤリティはいくらですか?
本部未公表です(編集部が公表資料で確認できていません)。加盟条件は時期や店舗形態(路面店・商業施設内など)によって変わることが多いため、必ず公式サイトからの資料請求・説明会でご確認ください。
資料請求の前に確認する5項目と、まとめ
買取大吉の加盟条件は、時期や店舗形態(路面店・商業施設内など)によって変わることが多いため、必ず公式サイトからの資料請求・説明会でご確認ください。そのうえで、この5つだけは印刷して持っていってください。ここまで読んだあなたなら、なぜこの5つなのか分かるはずです。
| # | 聞くこと | 年収のどこに効くか |
|---|---|---|
| 1 | モデル収支の利益にオーナー自身の給料が含まれるか | 含まれないなら、それがそのまま年収になる |
| 2 | ロイヤリティは固定か、粗利連動か。多店舗化したときどうなるか | 売上の波への耐性と、2店舗目の採算 |
| 3 | モデル月商のときの粗利率 | 粗利連動型は、これが分からないと試算できない |
| 4 | 買い取った品物の販路と卸価格の決まり方、外部販売の可否 | 粗利率そのものを左右する |
| 5 | 自分の商圏に近い既存店の直近1年の月商推移 | 全店平均や成功事例では年収を見積もれない |
1番と5番は、はぐらかされることがあります。出してくれない本部が必ずしも悪いわけではありませんが、「出せない理由」を説明してくれるかどうかは見ておいてください。
最後に3点だけ。
- 年収は「本部の月間利益×12」ではない。 そこから返済(全額借入なら年50万〜130万円)、さらに税金と社会保険が引かれます。同業FCの実データでは、返済後・税引き前で年50万〜186万円からのスタートです(編集部逆算)
- 年収を最も確実に上げる方法は、自己資金を厚くして借入を減らすこと。 119番モデルでは、借入を7割に抑えるだけで年収が約1.8倍になりました(編集部逆算)
- 買取業の年収は、相場と販路という外部要因に半分握られている。 本部の販路と卸価格の決まり方は、ロイヤリティと同じくらい重要です
条件を1社だけで判断するのは危険です。同じ買取業でも、加盟金150万円・ロイヤリティ週2.5万円のブランドもあれば、加盟金100万円・粗利の10%のブランドもあります。まずはフランチャイズ一覧で条件を横に並べて比べてみてください。数字を並べるだけで、見えるものが変わります。
そのうえで「自分の自己資金と、この地域で、現実的にどれが合うのか分からない」という段階なら、無料のLINE相談も使えます。売り込みはしません。資料を見ながら「この数字の意味が分からない」と聞いていただくだけで大丈夫です。判断はご自身で、材料はこちらで。そんな使い方をしてもらえたらと思っています。
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