業界動向

2026年1345件のFC撤退、市場縮小が鮮明に

2026/9/10 | 出典: 아주경제

2026年だけで1345のフランチャイズが加盟事業から撤退。Naturやタイガーシュガーといった知名度の高いブランドも事業縮小に踏み切る状況が報告されている。FC業界全体の経営環境悪化を示す重要な統計データ。

出典: 아주경제

開業ジャパン編集長より

編集長の視点

2026年の1年間だけで1345件ものフランチャイズが加盟事業から撤退したという数字は、決して小さな話ではありません。フランチャイズというのは本来「本部がノウハウを提供し、加盟店がそれを使って商売をする」という仕組みで成り立っています。その本部側が事業自体を畳んだり縮小したりするというのは、加盟店を集めて広げていくビジネスモデルそのものが曲がり角に来ている、ということを意味します。Naturやタイガーシュガーのように、街で一度は見かけたことがあるような知名度のあるブランドまでもが事業縮小に踏み切っているという事実は、この流れが一部の弱小ブランドだけの問題ではなく、業界全体に広がりつつあることを示しています。

FC撤退が意味するもの

フランチャイズ本部が「加盟募集をやめる」「事業から撤退する」という決断をする背景には、いくつかのパターンがあります。ひとつは、そもそも本部側の収益モデルが崩れてしまい、加盟店を増やしても本部にとって利益にならなくなったケース。もうひとつは、既存の加盟店の業績が振るわず、これ以上加盟店を増やすと共倒れのリスクが高まると本部が判断したケースです。いずれにしても、本部が撤退や縮小に踏み切るというのは、加盟店側から見れば「看板を掲げて商売を始めたのに、途中で本部のサポートが受けられなくなる」「ブランド自体の求心力が下がっていく」というリスクに直結します。加盟金やロイヤリティを払って参加する以上、本部の経営体力そのものが加盟店の将来を左右するということを、あらためて突きつけるニュースだと言えます。

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