業界動向

フランチャイズ開業動機は『副収入』『老後不安』が上位、AI活用意向9割超

2026/9/25 | 出典: PR TIMES

フランチャイズ開業を検討する層の動機調査で、副収入確保と老後不安対策が上位2位であることが明らかになった。また、開業検討者の9割以上がAIを開業判断に活用する意向を示しており、口コミ調査や複数比較での活用を想定している。市場の新たな開業層の動向と技術活用トレンドを示す重要な統計データ。

出典: PR TIMES

開業ジャパン編集長より

編集長の視点

今回のニュースで注目すべきは、フランチャイズ開業を検討する層の「動機」が、かつてのような一攫千金志向ではなく、副収入の確保や老後不安への備えといった、より生活防衛的な理由にシフトしているという点です。これは単なる調査結果の一項目ではなく、今後この市場に参入してくる読者層そのものの性格が変わってきていることを示しています。同時に、開業判断にAIを活用する意向が9割を超えているという数字も見逃せません。情報収集の主戦場が、口コミサイトや本部説明会だけでなく、AIによる比較・要約へと広がりつつあることがうかがえます。

なぜ動機が変わってきたのか

これまで独立開業やFC加盟というと、「大きく稼いで人生を変えたい」という積極的な動機が語られることが多くありました。しかし近年は、本業の収入だけでは将来の生活設計に不安が残る、退職後も収入源を確保しておきたい、といった守りの発想からの参入が増えているとされます。背景には、公的年金だけに頼れない時代認識や、終身雇用の前提が薄れたこと、副業を後押しする社会的な空気など、複数の要因が重なっていると考えられます。こうした流れの中でFCという仕組みは、ゼロから事業をつくるより再現性のあるビジネスモデルを借りられる点で、リスクを抑えたい層にとって選びやすい選択肢に映りやすいと言えます。

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