業界動向

フランチャイズ開業動機は副収入と老後不安が上位、9割超がAI活用意向

2026/10/1 | 出典: PR TIMES

フランチャイズ開業を検討する層の動機調査で、副収入確保と老後資金不安が最上位を占めた。また回答者の9割超が業務や比較検討にAIツール活用を考えており、開業準備プロセスのデジタル化が進展。開業者の意識変化と支援ツール需要の高まりを示唆。

出典: PR TIMES

開業ジャパン編集長より

編集長の視点

今回のニュースは、フランチャイズ開業を検討している層がどんな動機で動いているか、そして情報収集の手段がどう変わっているかを示すものです。数字そのものより「本音が可視化された」点が重要だと編集長は見ています。副収入の確保と老後資金への不安が開業動機の上位を占めたという結果は、裏を返せば「今の収入だけでは将来が不安」という生活者の実感が、独立という選択肢を現実的な検討対象に押し上げていることを意味します。さらに9割超がAIツールの活用を考えているという部分は、開業準備という昔ながらの「足で稼ぐ」プロセスが、情報収集の段階から大きく様変わりしつつあることを物語っています。

老後不安がなぜ開業に向かうのか

老後資金への不安は今に始まった話ではありませんが、年金制度への信頼が揺らぎ、退職金だけでは老後資金が足りないという試算が繰り返し報じられる中で、「会社員として勤め上げるだけでは安心できない」という感覚は年々強まっています。副収入というキーワードが上位に来たのも同じ文脈でしょう。本業を辞めずに小さく始められる業態や、夫婦で役割分担しながら運営できるフランチャイズが近年注目されているのは、こうした「いきなり大きなリスクは取りたくないが、何か手を打っておきたい」という心理の表れだと考えられます。副業的な規模感から始めて、軌道に乗れば本業化するという段階的な独立の形も、以前より一般的になってきました。

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