新店舗・出店

函館千秋庵総本家、台湾百貨店に初出店で海外進出

2026/10/7 | 出典: 全体

栄光堂ホールディングス傘下の函館千秋庵総本家が、台湾最大手百貨店「新光三越」の日本商品展に2026年10月8日より初出店。国内ブランドの海外展開事例として、多地域展開を検討する開業者の参考になる。

出典: 全体

開業ジャパン編集長より

編集長の視点

函館の老舗和菓子店「千秋庵総本家」が、台湾最大手百貨店の日本商品展という形で海外に打って出る、というニュースです。栄光堂ホールディングスという国内企業の傘下ブランドが、常設店ではなく催事という形であれ海外の小売の場に商品を並べる。この一歩を、派手な話題としてではなく「国内ブランドがどうやって外に出ていくのか」という実例として読むと、独立開業や多店舗展開を考えている方にも得るものが多いニュースだと感じます。

なぜ百貨店の催事から始めるのか

海外進出というと、いきなり現地に店舗を構えるイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実際には今回のように「百貨店の催事・期間限定の物産展」から始めるケースが一般的です。常設の路面店を構えるには、現地の商習慣の理解、物流網の確保、現地法人の設立や許認可など、クリアすべきハードルが数多くあります。催事出店であれば、百貨店側がすでに持っている集客力と信頼を借りる形で、自社ブランドの反応をまず小さく試すことができます。これは海外進出に限った話ではなく、国内で新しい商圏に進出する際にも通じる発想で、いきなり路面店を構える前に、催事出店や間借り営業、ポップアップで反応を見るというのは、開業全般に共通する「小さく試す」王道の手法です。

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