業界動向

大手FC加盟の焼き肉店が破産、事業リスク顕在化

2026/8/24 | 出典: Yahoo!ニュース

大手フランチャイズに加盟した焼き肉店が、新型コロナの影響で売上確保できず約8000万円の負債を抱え破産。FC加盟での事業リスク、特に外的要因への対応体制の重要性が浮き彫りになり、加盟検討者の判断材料として重要な事例。

出典: Yahoo!ニュース

開業ジャパン編集長より

編集長の視点

大手フランチャイズに加盟していた焼き肉店が、新型コロナの影響で売上を確保できず、約8000万円の負債を抱えて破産したというニュースです。すでに数年前の出来事とはいえ、この事例が今あらためて報じられ、話題になる意味は小さくありません。フランチャイズという仕組みが「本部の看板とノウハウを借りれば安心」という印象を持たれがちな一方で、外的要因の直撃に対しては加盟店自身が最終的なリスクを負うという構造を、改めて突きつける事例だからです。

大手看板でも倒産は起きる

まず押さえておきたいのは、フランチャイズに加盟すること自体は、事業の成功を保証するものではないという当たり前の事実です。大手チェーンの看板、確立されたメニュー、本部の販促支援があっても、それは「勝率を上げる仕組み」であって「負けない仕組み」ではありません。今回のケースでは、コロナ禍という予測困難な外的ショックが引き金になっていますが、負債の重さや事業継続の可否を最終的に判断し、責任を負うのは加盟店のオーナー自身です。本部は基本的に、契約に基づくロイヤリティ収入を得る立場であり、加盟店の赤字を肩代わりする義務までは負っていません。この非対称性を理解しているかどうかで、開業後の心構えは大きく変わってきます。

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