開業支援・制度

近畿大学、飲食店海外展開を学べるポップアップ店舗を3カ国で展開

2026/8/26 | 出典: 日刊工業新聞

近畿大学の学生向け起業支援プログラムが、飲食店の海外展開をテーマにポップアップ店舗を3カ国で実施。実践的な国際ビジネス経験を通じて、起業家育成を行っている。グローバルな視点での飲食店経営や海外展開の可能性を学べる機会として、野心的な起業家層に有益。

出典: 日刊工業新聞

開業ジャパン編集長より

編集長の視点

近畿大学が学生向けの起業支援プログラムの一環として、飲食店の海外展開をテーマにしたポップアップ店舗(期間限定で開く仮設の店舗)を3カ国で実施したというニュースが、日刊工業新聞で報じられました。大学発の起業家教育というと、国内の小規模な実習に留まるイメージを持つ方も多いかもしれませんが、今回は「海外展開」という、個人での独立開業を目指す読者にとっても普段はなかなか触れる機会のないテーマを、実際の店舗運営という形で体験させている点が注目に値します。開業ジャパンの読者の多くは国内でのFC加盟や個人開業を検討していると思いますが、こうした教育の動きは、これから飲食業界に入ってくる人材や価値観がどう変わっていくかを知る手がかりにもなります。

大学発の起業教育が実店舗まで踏み込む理由

これまでの大学の起業支援は、ビジネスプランコンテストや座学中心のものが主流でした。しかし近年は、実際に店舗を出し、お客に商品を売り、収支を体験させる「実践型」のプログラムが増えています。今回の近畿大学の取り組みも、飲食店経営という実務に加えて、海外という不確実性の高い市場での挑戦を組み合わせている点が特徴的です。座学だけでは得られない、現地の反応や文化の違い、思わぬコストの発生といった「生きた経験」を学生のうちに積ませようという狙いが読み取れます。

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