業界動向

キンパ店31カ月連続減少、フランチャイズの赤字閉店相次ぐ

2026/9/6 | 出典: BigGo ファイナンス

キンパ専門店が31カ月連続で店舗数が減少している。フランチャイズ加盟店の赤字化に伴う閉店が相次いでおり、特定の飲食FC業態が市場で苦戦している実態が明らかになった。

出典: BigGo ファイナンス

開業ジャパン編集長より

編集長の視点

韓国風の海苔巻き「キンパ」を専門に扱う飲食店の数が31カ月連続で減少しているというニュースが入ってきました。単月の増減であればよくある話ですが、「31カ月連続」という数字は、一過性の不振ではなく構造的な問題が業態そのものに根を張っていることを示しています。しかもその減少の中身が、フランチャイズ加盟店の赤字化に伴う閉店だという点が、開業を検討している読者の皆さんにとっては特に見過ごせないポイントです。

31カ月という数字の重み

飲食業界では、新しい食のトレンドが生まれると短期間に専門業態のフランチャイズが乱立し、その後にブームが落ち着くと一気に淘汰される、というサイクルがたびたび繰り返されてきました。タピオカ専門店や高級食パン専門店など、過去にも似た動きがあったことを覚えている方も多いのではないでしょうか。キンパも「韓国発の新しい食文化」として注目を集め、専門店フランチャイズが各地に広がった時期がありました。しかし今回の報道は、そのブームが2年半以上にわたって縮小局面に入っていることを示しており、単なる季節要因や一時的な景気の波では説明がつきません。ここまで長く続く減少傾向は、需要そのものの天井が見えてしまった、あるいは加盟店側の収益構造に無理があった可能性を強く示唆しています。

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