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マクドナルドのフランチャイズオーナーの年収|年商×3〜6%で逆算+直営店長(社員)との手取り差

2026/9/21 更新

マクドナルドのフランチャイズオーナーの年収|年商×3〜6%で逆算+直営店長(社員)との手取り差

マクドナルドのフランチャイズオーナーの年収は、ざっくり言えば**「店の年商 × 3〜6%」**の範囲に収まりやすいお金です。年商2億円の店を1店持っているなら、借入返済前・税金を引く前で年900万円前後(編集部逆算)。ここからさらに返済と税金が引かれ、そして「自分の給料」もこの中から取ります。

この記事では、その900万円がどうやって作られるのか、そして同じ店を任されている直営店長(社員)との手取りの差がどこで生まれるのかを、1段ずつ分解していきます。

先にお断りしておきます。 日本マクドナルドの加盟条件(必要資金・ロイヤルティ率・家賃の計算方法)は、候補者と店舗ごとに本部から個別に提示される部分が大きく、細かい数字が広く公表されているわけではありません。この記事に出てくる比率と金額は、**編集部が「仮に置いた数字」**です。実際に検討する段階になったら、本部から提示された数字に必ず差し替えて計算し直してください。最新の募集条件は必ず公式サイトで確認をお願いします。

先に答え|「オーナーの年収」と「店長の年収」は別の質問

検索して来られた方の質問は、だいたい次の3つに分かれます。先に答えだけ並べます。

知りたいこと答え(この記事の結論)数字の出どころ
FCオーナーの年収は?年商1.5億〜2.5億円の店で、返済前・税前に年450万〜1,500万円。年商2億円なら約900万円編集部逆算(本部の公表値ではない)
直営の店長(社員)の年収は?この記事では仮に500万円と置いて比較。実際の給与水準は公式の採用情報で確認を比較のための仮定値
FC店の店長(オーナーが雇う店長)の年収は?**公表された水準はありません。**雇い主はオーナーなので、給料はオーナーが決め、オーナーの取り分から出ます本部未公表

ここで一番ひっかかりやすいのが3行目です。「マクドナルドの店長」には2種類います。

  • 直営店の店長 … 日本マクドナルドの社員。給料は会社から出る
  • FC店の店長 … そのお店のオーナーが雇った従業員。給料はオーナーが決め、オーナーの売上から出る

つまりFC店の店長の給料は、本部ではなく各オーナーが決めているので、「マクドナルドのFC店長の年収は◯万円」という統一された答えは存在しません。後述する内訳表の②「人件費(オーナー以外)」に含まれる費用、というのが構造上の位置づけです。

そしてオーナー自身の給料は、この②にも入っていません。オーナーは「残った利益から自分の取り分を抜く」立場なので、店長(給料をもらう側)とは、そもそもお金の受け取り方が違います。ここを混ぜたまま比べると、必ず判断を誤ります。

結論|オーナーの年収は「店の年商×3〜6%」で決まる

まず全体像から。店の規模によって年商は大きく変わるので、ここでは3パターンを仮に置きました。

年商1.5億円の店年商2億円の店年商2.5億円の店
店に残る利益率(編集部が仮に置いた値)3.0%4.5%6.0%
返済前・税前に残る額(年)約450万円約900万円約1,500万円
同(月あたり)約37万円約75万円約125万円
借入返済後(返済を年240万円と仮定)約210万円約660万円約1,260万円
自分の人件費の扱い含まず(この中から取る)含まず(同左)含まず(同左)
ロイヤルティ率・必要資金本部が個別提示(公表なし)同左同左

※すべて編集部逆算。実際の店舗の数字ではありません。

年商が増えるほど利益率も上がる形にしてあります。これは意地悪をしているのではなく、家賃や設備費のような「売上が増えても増えない費用」(固定費といいます)が、売上の大きい店ほど薄まるからです。同じ月167万円の家賃でも、月商1,250万円の店なら13.4%、月商2,083万円の店なら8.0%。この差が、そのまま利益率の差になります。

そして表のいちばん下から2行目、ここが今日いちばん大事なところです。「返済前・税前に残る額」には、オーナー自身の給料が入っていません。 年商2億円の店で900万円残ったとして、そこから返済240万円を引いた660万円が、税金を払い、自分の生活費を出し、将来の設備更新に備える原資のすべてです。

「自分が引き継げそうな店の年商はどのくらいか」「自己資金でどこまで届くのか」。ここは条件を聞かないと答えが出ません。無料のLINE相談で、お住まいの地域・自己資金・今のご年収を教えていただければ、この記事と同じ手順で一緒に逆算します。数字の確認だけでも構いません。

「年収1,000万円」と聞いたときに確認する3つのこと

オーナーの年収として語られる金額を見たときは、次の3点がどう扱われているかを必ず確かめてください。前掲の表で3行を統一して立てているのは、このためです。

  1. 借入の返済を引く前か、後か … 年商2億円の店なら、この違いだけで900万円と660万円の差になります
  2. 税金を引く前か、後か … この記事の数字はすべて税引き前です
  3. 自分の人件費が入っているか … 入っていなければ、そこから自分の生活費を取ります

この3つが示されていない「年収◯◯万円」は、額だけが一人歩きしている数字です。逆に言えば、本部から提示された資料を読むときも、この3点を確認するだけで中身の精度が一気に上がります。

内訳|年商2億円が900万円になるまでを7段階でたどる

年商2億円は、月商にすると約1,667万円です。ここから何が引かれるのかを、飲食店の一般的な費用構造をもとに編集部が仮に置いて並べます。

引かれるもの月あたり(仮)売上に対する率ひとことメモ
① 食材の仕入れ約500万円30%パティ・バンズ・ポテト・ドリンク・包材まで
② 人件費(オーナー以外)約533万円32%アルバイト・社員の給料と社会保険の会社負担分。雇っている店長の給料もここ
③ 家賃(不動産使用料)約167万円10%本部が用意した建物を借りる形なら、ここが本部への支払いになる
④ ロイヤルティ・広告分担金約133万円8%率は本部未公表。仮に8%と置いた
⑤ 水道光熱費約100万円6%厨房機器とドライブスルー設備は電気を食う
⑥ 設備リース・修繕積立約67万円4%機器の入れ替えに備える分
⑦ 保険・消耗品・その他約92万円5.5%
合計約1,592万円95.5%
返済前・税前に残る額約75万円4.5%年間で約900万円
借入返済後約55万円—返済を月20万円と仮定
自分の人件費の扱い含まず—この75万円から自分の給料を取る

「ロイヤルティ」というのは、ブランドの看板・商品・仕組みを使わせてもらう代わりに本部へ毎月払うお金のことです。売上の何%という決め方が一般的ですが、マクドナルドの場合は率が広く公表されていないので、ここは必ず本部に確認してください。表の④が7%なのか10%なのかで、月商1,667万円の店では年間600万円動きます。オーナーの年収そのものが半分以下になる幅です。

もうひとつ見てほしいのは①と②を足した数字です。500万+533万=1,033万円、売上の62%。飲食店ではこの「食材+人件費」の合計比率を業界用語でFL比率と呼び、ここが60%を超えると利益が出にくくなると言われます。ファストフードは1品あたりの単価が低いので、少しの単価改定や時給アップが、そのまま利益を削ります。飲食フランチャイズ全体の費用構造はハンバーガーのフランチャイズ加盟で最初に確認する12項目で詳しく分解しているので、業態をまたいで比べたい方はそちらもどうぞ。

店長を雇うか、自分が店長をやるかで年収は変わる

②の人件費には、オーナーが雇う店長の給料も含まれます。ということは、オーナーが自分で店長の役割まで担えば、その分②が軽くなり、オーナーの取り分は増えます。逆に、現場を任せて自分は経営に回るなら、②が重くなり取り分は減ります。

オーナーの働き方②人件費オーナーの取り分代わりに起きること
自分が店長として現場に立つ軽くなる増える自分の労働時間が増える。休みが取りにくい
店長を雇って任せる重くなる減る自分の時間が空く。複数店や家庭に回せる

「年収」という1つの数字で比べると、この差が見えません。**残った額を自分の年間労働時間で割って、時給に直してみてください。**現場に立ち続けて得た900万円と、週2日の確認だけで得た600万円は、同じ「年収」でも意味がまったく違います。

直営店長との手取りの差|違うのは「額」より「リスクの持ち方」

ここからが、この記事の本題です。

同じ店に、直営なら「社員の店長」がいて、フランチャイズなら「オーナー」がいます。やっている仕事は、外から見ればよく似ています。では、手元に残るお金はどう違うのか。

お金の内訳を逆算するイメージ

直営店長の年収を仮に500万円と置いて並べてみます(実際の給与水準は公式の採用情報で確認してください)。

直営店長(社員)FCオーナー(年商2億円の店)
返済前・税前に残る額約500万円(額面年収)約900万円(編集部逆算)
借入返済後500万円(そもそも借入なし)約660万円(返済年240万円と仮定)
自分の人件費の扱いこれが給料そのもの含まず。660万円から自分で取る
社会保険料会社が約半分負担全額自己負担(国民健康保険・国民年金)
退職金・企業年金制度があれば出る自分で積む。制度なし
売上が落ちたとき給料は基本的に変わらない直撃する
売上が伸びたとき賞与に少し反映そのまま自分のもの
初期に出すお金0円数千万円規模(店舗ごとに本部が提示)
辞めるとき退職届契約期間の途中解約は違約金の対象になりうる

額面だけ見ると900万円と500万円で400万円の差ですが、返済後660万円から、社会保険料の会社負担分に相当する額(年収600万円クラスなら年80万〜100万円規模)を自分で持ち、退職金の積み立ても自分でやり、さらに設備が壊れたときの出費も自分で被ります。ここまで引くと、差は思っているより縮みます。

一方で、上振れの天井がまったく違います。社員の店長は、店の利益が倍になっても給料は倍になりません。オーナーは、年商が1.5億円から2.5億円に伸びれば、残る額は450万円から1,500万円に変わります(前掲の逆算表)。「下がらない代わりに上がらない」のが店長、「下がるが上がる」のがオーナー。この違いを、額面の比較より先に自分の家計に当てはめてみてください。

判断の目安をひとつ。住宅ローンの返済や子どもの学費のピークが今後5年以内に来る人は、変動する収入と相性が悪いです。逆に、その山を越えている、あるいは配偶者に安定収入がある人は、変動を受け止める余裕があります。年齢ではなく、この「家計の固さ」で考えたほうが判断を誤りません。

直営店長からオーナーになると、差額はどこへ消えるか

「店長を続けるか、オーナーになるか」で迷っている方向けに、増えた分がどこへ流れるかを並べます。年商2億円の店を前提にした、前掲の数字の読み替えです。

項目金額(年)誰が負担するか
返済前・税前に残る額約900万円—
借入の返済−240万円オーナー
社会保険の会社負担分に相当する額−80万〜100万円規模オーナー(社員なら会社が約半分)
退職金の積み立て自分で設定オーナー(制度なし)
設備が壊れたときの出費都度オーナー
残りが、自分の給料と税金の原資——

この表の「オーナー」の列が全部自分になる、というのがフランチャイズオーナーになるということです。400万円の差額は、まるごと手取りの増加になるわけではありません。

マクドナルド固有の仕組み|土地も建物も、自分では用意しない

ここがマクドナルドのフランチャイズが、他の飲食フランチャイズとかなり違うところです。

一般的な飲食フランチャイズは、加盟する人が物件を探し、内装工事をして、自分の店を新しく作ります。だから初期費用の大半が内装と厨房機器に消えます。

マクドナルドの場合、すでに営業している店を引き継ぐ形が基本とされています。土地と建物は本部側が用意し、オーナーはそれを借りて営業する。内訳表の③「家賃(不動産使用料)」が本部への支払いになるのは、このためです。

この仕組みは、良し悪しがはっきり分かれます。

引き継ぎ方式の良いところ

  • すでに客がついていて、売上の実績が数字で見える。「やってみないと分からない」部分が小さい
  • 物件探しと内装工事のリスクを負わない。工事費が想定の1.5倍に膨らむ、といった事故が起きない
  • 従業員も設備もそのまま引き継げることが多い

引き継ぎ方式のつらいところ

  • 家賃を毎月払い続けるのに、不動産は自分のものにならない。長く続けるほど、この差は効いてきます
  • 立地を自分で選べない。提示された店を受けるかどうかの判断になります
  • 前のオーナーや前の店長のやり方が従業員に染みついていて、変えるのに時間がかかる
  • **初期費用の中身が、内装工事ではなく「営業中の店を引き継ぐ対価」**になる。何にいくら払っているのかを、項目ごとに確認する必要があります

とくに最後の点は要注意です。数千万円の内訳が「店舗譲渡代金」の一行だけで示されたら、設備の残存価値・在庫・保証金・のれん(ブランドの価値分)に分けて説明を求めてください。数年後に設備の入れ替えが来るなら、その費用も最初から計算に入れないと資金繰りが狂います。

この「引き継ぎ方式」は、年収の読み方にも直結します。引き継ぐ候補店の年商が決まった時点で、オーナーの年収レンジはほぼ決まるからです。年商1.5億円の店を引き継いだ人が、努力だけで年商2.5億円の店と同じ取り分に届くのは簡単ではありません。「マクドナルドのオーナーはいくら稼げるか」ではなく、**「どの店を引き継げるか」**が先に来る質問だと考えてください。

9か月の研修と10年契約|加盟までに「時間」も払う

もうひとつ、マクドナルドのフランチャイズで特徴的なのが、加盟前の研修期間が長いことです。実店舗での実務研修を中心に、9か月前後をかけるプログラムが案内されてきました(期間や内容は変更される可能性があるので、応募前に公式サイトで確認してください)。

これは「お金を出せば明日からオーナー」という仕組みではない、という意味で誠実な制度です。ただし検討する側から見ると、見えにくいコストが2つあります。

① 研修期間中の収入

9か月のあいだ、今の仕事は続けられません。仮に今の年収が500万円なら、9か月分で約375万円。これは初期費用の表には載りませんが、確実に家計から出ていくお金です。自己資金の計算をするときは、初期費用とは別に**「研修期間中の生活費+無収入期間の分」**を必ず積んでください。

この375万円は、年収を考えるうえでも効いてきます。年商2億円の店で返済後660万円が残るとしても、1年目はそこから研修期間中に失った分を取り返すところから始まる、と考えておくほうが現実的です。

② 10年という契約期間

フランチャイズ契約は10年が基本とされています。10年は長いです。契約書を見るときは、最低でもこの3つを確認してください。

  1. 途中でやめる場合に何が起きるか(違約金の計算方法、残りの期間の扱い)
  2. 10年後に更新できるのか、条件は変わるのか(更新料の有無、更新を断られる条件)
  3. 体調を崩した・家族の事情ができたときの扱い(代理の責任者を立てられるか、譲渡できるか)

50代で加盟するなら、契約満了は60代です。10年後の自分の体力と家族の状況を、契約書を読むときの前提に置いてください。

下振れする条件4つ|利益率4.5%は、簡単に3%を割る

前半の逆算では利益率4.5%で計算しましたが、これは安定して回っている状態の話です。実際には、次の4つで簡単に下振れします。

① 最低賃金の引き上げ

人件費は売上の32%を占める最大級の費用です。時給が3%上がれば、人件費は533万円から549万円に増えます。月16万円、年192万円。利益900万円のうち2割が消えます。ファストフードは1店舗あたりのスタッフ数が多いので、時給改定の影響が他業態より大きく出ます。

② 24時間営業・深夜帯の人繰り

深夜帯は時給に割増がつき(深夜割増)、しかも人が集まりにくい。人が埋まらなければオーナー自身が入ることになります。年商2億円の店でオーナーが週に何度も深夜シフトに入っているなら、前掲の「返済後660万円」を自分の労働時間で割ってみてください。時給換算した数字は、思っているより低くなることがあります。

③ 設備の入れ替え

フライヤー、グリドル、ドリンクディスペンサー、ドライブスルーの設備。どれも数年単位で更新が必要です。内訳表では月67万円を積み立てる前提にしましたが、積んでいなければ、更新の年だけ利益が吹き飛びます。

④ 近隣に競合が出る、あるいは道路が変わる

ロードサイドの店は、道路の流れが変わると売上が変わります。バイパスの開通、右折レーンの廃止、向かいに競合が出店。引き継ぐ店の商圏が今後どう変わるのか、市町村の都市計画を調べておく価値があります。

数字が全部出ているブランドと並べて考える

ここまで読んで、「マクドナルドは数字が出てこないな」と感じた方は、正しい読み方をしています。

参考として、条件をすべて公表しているブランドと並べてみます。ハウスクリーニングのおそうじ革命(おそうじ館)の公表データです。

おそうじ革命(公表値)マクドナルド
初期費用105万円〜店舗ごとに本部が個別提示(公表なし)
加盟金30万円〜(キャンペーン適用時。通常200万円)本部未公表
ロイヤルティ売上の25%本部未公表
モデル月商132万円—
返済前・税前に残る額月82万円(利益率62%・オーナー1名稼働モデル)月約75万円(年商2億円想定・編集部逆算)
借入返済後月62万円(本部の期間利益モデル)月約55万円(返済月20万円と仮定)
自分の人件費の扱い含まず(オーナー1名が稼働する前提)含まず

※おそうじ革命の数値は本部公表のモデル。時期により変動します。最新は公式ページで確認してください。

並べると面白いことが分かります。月に残る額はほとんど変わらないのに、そこに到達するまでに必要な投資額が、100倍近く違う。おそうじ革命は初期費用105万円から、マクドナルドは数千万円規模です。

これは「どちらが得か」という話ではありません。投資額が小さい商売は自分が動けなくなると売上が止まり、投資額が大きい商売は仕組みが売上を作る。年収の額だけで比べると、この構造の違いが見えなくなります。同じように「年収」で語られるコンビニの構造はコンビニオーナーの年収は本当にいくらかにまとめました。

最後に、本部と話す段階になったら確認してほしい数字を8つ挙げておきます。この8つが埋まらないうちは、年収の計算はできません。

  1. 引き継ぐ候補店の、直近3年の年商推移
  2. ロイヤルティの率と計算の基準(売上のどこに何%かかるか)
  3. 広告分担金の率と、それがロイヤルティと別建てかどうか
  4. 家賃(不動産使用料)の計算方法(定額か、売上連動か、両方か)
  5. 初期費用の内訳(設備・在庫・保証金・のれんの別)
  6. 今後3年で更新が必要な設備と、その概算費用
  7. 過去に加盟したオーナーの継続率と、途中でやめた理由
  8. 契約の中途解約・更新拒否の条件

よくある質問

Q. マクドナルドのフランチャイズオーナーの年収は、結局いくらですか? A. 店の年商で決まります。年商1.5億〜2.5億円の店なら、返済前・税前で年450万〜1,500万円(編集部逆算)。年商2億円の店で約900万円、借入返済後で約660万円です。ここから税金を払い、自分の給料を取ります。固定の「オーナー年収」という数字は存在しません。

Q. マクドナルドのフランチャイズ店の店長の年収は? A. **公表された水準はありません。**FC店の店長はオーナーが雇った従業員なので、給料はオーナーが決めます。内訳表の②「人件費(オーナー以外)」から出る費用です。直営店の店長は日本マクドナルドの社員で、給与水準は公式の採用情報で確認してください(この記事では比較のため仮に500万円と置いています)。

Q. オーナーのほうが店長より儲かりますか? A. 額面では上回る計算になりますが、社会保険の会社負担分・退職金・設備の出費・借入の返済をすべて自分で背負うので、差は額面ほど開きません。違いは金額より、「下がらない代わりに上がらない(店長)」「下がるが上がる(オーナー)」というリスクの持ち方です。

Q. ロイヤルティは何%ですか? A. **本部未公表です。**この記事では広告分担金と合わせて仮に8%と置いていますが、7%か10%かで年間600万円動きます。必ず本部提示の数字で計算し直してください。

Q. 何店舗も持てば年収は増えますか? A. 年商が増えれば固定費が薄まる構造なので、規模が利益率に効くのは事実です。ただし店が増えれば雇う店長も増え、内訳表②の人件費も増えます。1店舗目の数字が固まる前に、2店舗目の計算をしないでください。

まとめ|判断の順番を間違えない

この記事の要点を5つに絞ります。

  • マクドナルドのフランチャイズオーナーの年収は、**店の年商 × 3〜6%**のレンジで考える。年商2億円なら返済前・税前で年900万円前後(編集部逆算)
  • その額に自分の給料は入っていない。返済と税金と生活費を、そこから出す
  • 「オーナー」と「店長」は別物。直営店長は会社の社員、FC店の店長はオーナーが雇う従業員で、その給料はオーナーの取り分から出る
  • 直営店長との差は、額面では400万円でも、社会保険と退職金を自分で持つ分だけ縮む。違うのは額より「下がるリスクと上がる可能性の持ち方」
  • マクドナルド固有の論点は、既存店を引き継ぐ方式・9か月の研修・10年契約の3つ。物件リスクを負わない代わりに、立地を選べず、不動産も自分のものにならない

加盟条件・必要資金・ロイヤルティ率は改定されます。最終的な数字は必ず公式サイトと、本部から提示される契約書で最新情報を確認してください。この記事の比率はあくまで計算の型として使っていただくものです。

「自分の自己資金で届く店はどのくらいの規模か」「今の年収を捨てて9か月の研修に入る価値があるか」。このあたりは、ご家庭の状況を伺わないと答えが出せません。無料のLINE相談で、地域・自己資金・現在の年収・家族構成を教えていただければ、この記事と同じ順番で一緒に逆算します。押し売りはしませんので、数字の確認だけでも構いません。

ファストフード以外も含めて、同じ資金でどんな選択肢があるのかを並べて見たい方は、フランチャイズ一覧から初期費用とロイヤルティの条件を見比べてみてください。同じ1,000万円でも、手元に残るお金の作られ方はまったく違います。

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